ヴォイス・オブ・AOR。そんな称号が相応しい西海岸のトップ・シンガー、ビル・チャンプリンが、ソロ・ツアーのために来日する。1982年から27年在籍したシカゴで何度も日本の土を踏んだが、ソロでは'95年以来16年ぶり。彼を観るためにシカゴのライヴに足を運ぶファンも多かったから、まさに待望のソロ・ツアー実現である。ソングライターとしても評価が高く、アース・ウインド&ファイアー「After The Love Has Gone」やジョージ・ベンソン「Turn Your Love Around」等の楽曲提供でグラミーに輝いた経験も。そんな有名曲がビル自身のヴォーカルで披露されることにも期待したい。AORシーンのカリスマで、ミュージシャン仲間からも“ザ・マン”とリスペクトされるビル・チャンプリン。そのスピリットを間近で体感できる日が迫っている。