
今年でデビュー40周年を迎え、今もなお積極的にアルバム・リリース、ツアーを続けるアメリカン・ロックの雄、ザ・ドゥービー・ブラザーズ。1982年、米・カリフォルニア州グリーク・シアターでのステージを捉えた映像が、新たなフッテージを加えて完全版として初DVD化が決定し今回、全世界発売に先駆けて特別上映会を開催する。
映像は、彼らが一旦は'82年に解散することになり集大成として行った”フェアウェル・ツアー”の最終日、”ドゥービーズ第一章”の幕を閉じたことでも知られる歴史的ライヴの模様を記録したものである。初期大ヒット曲「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」から始まり、「ロッキン・ダウン・ザ・ハイウェイ」「ロング・トレイン・ランニン」などの初期ヒット曲、マイケル・マクドナルドがグループの中心になってからの「ミニット・バイ・ミニット」などドゥービーズを代表する名曲が次々と演奏される。ラストは初代ヴォーカル、トム・ジョンストンも加わり、新旧メンバーが一体となったパフォーマンスが繰り広げられ、感動的なフィナーレを迎える。これはドゥービーズのファンならずともロック・ファンであれば一度は目にしておきたい映像と言える。
今回の上映会では、ドゥービーズを愛する萩原健太氏とワーナー・ミュージックの名物ディレクター宮治淳一氏をゲストに迎え、楽しいエピソードやマニアックな話を交えたトークもあり、ファンには見逃せない一夜限りのイベントになること間違いない。