それぞれがリーダーバンドを率いて日本ジャズ界で活躍する3人（金子雄太、小沼ようすけ、大槻 "カルタ" 英宣）のプレイヤーから成るオルガン・トリオ“Aquapit（アクアピット）”。2001年にアルバム『Live at Onyx』を発表しソウル、ジャズ、ファンク、テクノをミックスしたサウンドとエキサイティングなパフォーマンスで話題を集めクラブ・ジャム・ブームを牽引するも、各自のソロ活動が多忙を極めたため活動休止状態となっていた。やがて'10年、小沼ようすけ『The Best』ツアーで8年ぶりに再会し濃密な時間を過ごした3人がふたたびスタジオに入り、'11年には10年ぶりとなる全曲新曲のニュー・アルバム『Aquapit』を発表し、35公演の全国ツアーを成功に収め、その勢いは止まらず今年3rdアルバムの制作も完了。更なる経験を積んだ3人が、アクアピットを通して生み出す立体的なサウンドで、オルガン・ミュージックの進化形を今回も魅せてくれることだろう。