清楚なルックスと、透き通るようなその華奢な身体からは想像できない芯のある太い歌声が魅力のシンガー・ソングライター、ジュリア・フォーダムが約4年ぶりにコットンクラブへ帰ってくる。英国ポーツマス出身の彼女は12歳から曲作りを始め、14歳で地元のクラブに出演。19歳でロンドンに進出し、マリ・ウィルソンやキム・ワイルドのバックシンガーを経てソロ活動を開始。1988年7月にアルバム『Julia Fordham（ときめきの光の中で）』でデビューし、「ハッピー・エヴァー・アフター」のメガ・ヒットで名声を不動のものにした。その後もラリー・クライン（ジョニ・ミッチェルやマデリン・ペルーのプロデューサーとしても著名）とのコラボレーション、インディア・アリーとのデュエット等でシーンの話題を集め、精力的にライヴを続ける彼女が最新作『Unusual Suspects』を携え再登場。往年の名曲「ポーセリン」をはじめ奥深い愛の調べに、心とろけることだろう。