1980年代初頭、22歳で伝説のジャズ・フュージョン・バンド、ウェザー・リポートにジャコ・パストリアスの後任ベーシストとして抜擢され、一躍世界のトップ・ベーシストとなったヴィクター・ベイリーがコットンクラブに初登場。'60年3月27日、ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれ。バークリー音大を卒業後N.Y.に移り、ロイ・ヘインズやソニー・ロリンズらベテランの下で腕を磨いた。80年代中盤、マイケル・ブレッカー、レニー・ホワイト、ビリー・コブハム、ビル・エヴァンスなどジャズ・フュージョンの人気実力派のアシストで活躍。'89年の『Bottom's Up』でソロ・デビュー以来、マドンナ、レディ・ガガなどサポートするほかR&Bやダンス系にも持ち場を広げ、オールラウンドで大活躍。ハード・スラップからR＆Bテイスト、ファンキー＆グルーヴィーかつ“泣き”のベースが魅力のヴィクター。新プロジェクトのV-FUNK!がジャンルを超えたファンク革命を興す。