ヒップホップやR&Bに接近しながら革新を続ける
ダンスホール・レゲエ・シーンの人気者が登場！

ポップ・フィールドにもアピールするダンスホール・レゲエの人気者、それがシャギーだ。’68年にジャマイカのキングストンで生まれ、18歳の時にNYブルックリンへ移住。その後、“Mampie”“Big Up”がNYでヒットとなるも、’88年には米海軍に入隊、湾岸戦争時にはクウェートに駐屯した。だが米国帰還中に音楽の世界に戻ることを決意し、’93年に出した“Oh Carolina”のヒットでメジャー・デビュー。UKなどでも人気を得た1stアルバムを筆頭に、’95年にはグラミー受賞作となった2nd『Boombastic』、さらに’97年の3rdと順調に歩み続け、ジャネット・ジャクソンとのデュエットも話題に。MCAに移籍してからは2000年に出した『Hot Shot』が世界で1000万枚以上のセールスを記録、現ダンスホール・ブームの予兆も感じさせた。以後、レーベルの閉鎖で憂き目に会うも、2005年には豪華ゲストが参加した通算6作目『Clothes Drop』をゲフィンから発表。ヒップホップやR&Bとも対話しながら何度も復活を遂げてきた不死身のレゲエマンが丸の内で熱風を巻き起こす！