ウィスパーズやシャラマー、レイクサイドでもお馴染みのソーラー・レコーズで活躍した大型ファンク・バンド、ミッドナイト・スターが遂に登場する。1976年にケンタッキー州立大学の学生バンドとして結成。後にプロデューサーとしても活躍するレジーとヴィンセントのキャロウェイ兄弟を中心に、鍵盤奏者のボー・ワトソンや女性シンガーのベリンダ・リップスコムらを擁した彼らは、''79年にソーラーと契約。だが、快進撃が始まったのは''83年にR&Bチャート2位を記録した“Freak-A-Zoid”からで、翌年には“Operator”が5週連続R&Bチャート1位となり、打ち込みによるエレクトロなファンク・チューンで評判を呼んだ。一方でロマンティックなスロウ?ミディアムも得意とし、ベイビーフェイス作による“Slow Jam”やメロウ・グルーヴとして名高い“Curious”なども代表曲として語り継がれている。90年代以降は活動が停滞していたものの、近年は自主制作盤を出し、ライヴも続行中。No Parking On The Dance Floor(ダンス・フロアでは駐車禁止)。彼らの曲を聴けば自然に体が動くだろう!