1980?1990年代のR&Bシーンにおいて、最も“歌える”シンガーとして熱い視線を送られてきた男、それがグレン・ジョーンズだ。フロリダ州ジャクソンヴィル出身。当初はゴスペル・シンガーとしてスタートしたが、''80年代に入って世俗のシーンに転向。ノーマン・コナーズの作品にフィーチャーされたことで注目を浴び、''83年にRCAとソロ契約を結んだ。RCAでは“Show Me”などをヒットさせ、故ルーサー・ヴァンドロスとも肩を並べる実力派シンガーとして絶賛された。''87年にはジャイヴに移籍。同年R&Bチャート2位となった"We''ve Only Just Begun(The Romance Is Not Over)"は結婚式の定番ソングとしても親しまれるようになる。''92年にはアトランティックに移籍して放ったバラード"Here I Go Again"がR&Bチャート1位を記録。ここしばらくは準メジャー的なレーベルで活動するグレンだが、''06年に発表したソウル名曲のカヴァー集まで質の高い作品を出し続けている。アルバムごとに収録される奥方のジェノビア・ジーターとのソウルフルなデュエットも話題。そのステージも間違いなく熱いものとなるだろう。
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