キレ味鋭くも優しく繊細な“歌うような”ギター。ソウル、ジャズ、ポップス、AORなど数多くの作品でグルーヴィーなプレイを披露してきたデヴィッド・T.ウォーカーがファン待望の単独公演を行う。黒人とネイティヴ・アメリカンの血を引くデヴィット・Tは1941年生まれ。LAに住んでいた15歳の頃にギターを手にし、バンド「キンフォークス」の一員としてNYに渡ってプロ活動を開始。その後LAに戻ってモータウンで仕事をこなし、''68年には初のソロ作を発表。以降、ソロ作のリリースと並行して、ジャクソン・5、マーヴィン・ゲイ、スティーヴィ・ワンダー、バリー・ホワイト、リオン・ウェア、ビリー・プレストン、ウィスパーズ、ボビー・ウーマック、キャロル・キング、マリーナ・ショウ、ドナルド・バード、クルセイダーズ、ボズ・スキャッグスなど数多くのアーティストの作品に参加していく。また、山岸潤史らと組んだ「バンド・オブ・プレジャー」などの活動でも知られる彼は日本人ミュージシャンとも交流が厚く、古内東子らの作品に参加。昨年は''70年代のオード時代のソロ作がCD化され、再評価の気運高まる中での来日。甘美でメロウなフレーズを奏でる彼独特のギター・プレイに酔いしれたい。
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