白人バンドながら黒人ミュージシャンに引けをとらないファンキーでソウルフルなサウンドを繰り出し、ソウル・シーンに躍り出たアヴェレイジ・ホワイト・バンド(AWB)。1972年にスコットランドで結成されたAWBは、アラン・ゴーリー、ヘイミッシュ・ステュアートら6人のメンバーで活動を始めた。ブレイクは、アトランティックに入社して故アリフ・マーディンにプロデュースを仰いでからで、''74年に“Pick Up The Pieces”が全米1位となったのをキッカケに、その後も“Cut The Cake”“If I Ever Lose This Heaven”などのヒットを連発。“平均的な白人バンド”という自虐的なグループ名とは裏腹に濃厚なソウル・フィーリングを持ち味とし、R&Bファンから人気を得た。やがて時代の移り変わりとともにAOR的な方向へとシフトしていき、''82年に解散するが、''80年代後半にはアラン・ゴーリーを中心とした新生AWBがスタート。メンバー・チェンジをしながら現在も精力的にライヴやレコーディングをこなす彼らの、ファンキー&ソウルフルなステージを楽しみたい。
1.29.friはモーション・ブルー・ヨコハマにて公演>>モーション・ブルー・ヨコハマ オフィシャルサイト>>オフィシャルサイトDISCOGRAPHY
『AWB』
(Rhino)