熱いブロウを中心に紡がれるコッテリとしたグルーヴ。ジェームス・ブラウン、Pファンク、プリンスらのファンク巨人たちを支えた百戦錬磨のスーパー・サックス奏者、メイシオ・パーカーがコットンクラブに待望の初登場。1964年に、サックス募集中だったジェイムス・ブラウンのバンドに加入し、同グループの花形ソロイストとして大活躍。その後、軍役のため一戦を退くが、復帰後は“メイシオ&オール・ザ・キングズメン”を結成してバンド・リーダーに。’70年代中盤になると、ジョージ・クリントンを総帥とするファンク集団“Pファンク”に加入。先に参加していたブーツィー・コリンズと共に、数々の傑作に関与。’80年代は、JB''sの復活に伴い、同バンドでも精力的に活動した。そして、ここ20年近くコンスタントにリーダー作を発表。自己名義かJB''s名義でしか来日しなかったメイシオにとって、’02年のプリンスのライヴへの同行を期に、サポート・ワークがスタート。’04年は再びプリンスのラヴ・コールを受け『Musicology』の録音に参加し、キャンディ・ダルファーらとワールド・ツアーにも同行。’07年のアルバム『Roots & Grooves』では憧れのレイ・チャールズをトリビュートしてルーツを振り返りながら、新たなグルーヴも追求。スタジオでもライヴでも絶好調なメイシオのファンクに賭ける情熱は今も尽きることがない。世界各地で好評を博している血沸き肉踊るようなファンク魂炸裂のステージは唯一無二。最高にファンキーな宴を乞うご期待。
>>Maceo Parker(Official Site)DISCOGRAPHY
『Roots & Grooves』
(ビクターエンタテインメント)