ミュージカル界の歌姫(ディーバ)、島田歌穂は、1974年に子役としてデビュー。''87年には『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役に抜擢され脚光を浴びる。同年、日本の女優として初めて英国王室主催の『ザ・ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス』に招待され、以降、「Freddie」「DOWNTOWN FOLLIES」「ウエストサイド・ストーリー」「江利チエミ物語」「飢餓海峡」「ベガーズ・オペラ」「蝶々さん」「ライト・イン・ザ・ピアッツァ」など舞台の世界で活躍を続ける。芸術選奨文部大臣新人賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞優秀女優賞など受賞多数。また、歌手としても、ミュージカルを始め、ジャズ、ポップス、民謡など幅広く歌いこなす歌唱力には定評がある。''08年3月にはフルオーケストラとのコンサート(''07年10月東京芸術劇場)を収録したライヴ・アルバムをリリースした。ピアニスト、作・編曲家、プロデューサーである島健は、1970年より活動を始め、''78年渡米。数多くのトップミュージシャンと共演。また、ホセ・フェリシアーノの全米・中南米ツアーやケニー・ランキンのレコーディングにも参加する。''86年に帰国後は、ピアニストの活動の他に、多数のアーティストの編曲やプロデュースを手掛ける。’94年に島田歌穂と結婚、以来、夫婦ならではの息の合ったプレイで観客を魅了する。今回、好評を博した昨年の公演に引き続き、精鋭メンバーとともに登場。優しく、そして切ないまでのヴォーカルが珠玉のピアノ・トリオに絡みあう、普段の舞台とはひと味違った彼女の歌声に酔いしれる至福のステージになるだろう。
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