トニーニョは1948年、ブラジルの広大なミナスゼラエス州で生まれた。’67年、ブラジル音楽界の重鎮ミルトン・ナシメントの秘蔵っ子としてリオの国際歌謡祭でデビュー。''79年のソロ・デビュー以来、多くの名作アルバムを発表し、その後、ジョイスやマリア・ベターニア等とも共演。また、アメリカのジャズ・ミュージシャンとの交流が深く、ハービー・ハンコックやウェイン・ショーター等との共演から、コンテンポラリーな音楽性を磨く。’80年『トニーニョ・オルタ』に参加したフュージョン・ギタリストのパット・メセニーはトニーニョから強い影響を受け、彼を「ボサノヴァ・ギターのハービー・ハンコック」と称した。卓越したギター・テクニックでブラジル音楽のみならず、ジャズ、フュージョン、様々なジャンルを弾きこなすシンガー・ソングライターとして世界的にも注目を浴びる。そして本公演では、卓越したテクニックとセンスでトニーニョやボブ・ジェームスからも絶賛されている韓国のトップ・ギタリスト、ジャック・リーがともにコットンクラブのステージに立つ。ジャックはニューヨークを拠点に20年以上に渡り活動し、今年3月にはボブ・ジェームスとともに登場し好評を博した。トニーニョの繊細なハーモニーと透明感のあるミナス・サウンドと、ジャックの柔らかで印象的なフレーズ。ギター・デュオが生みだすロマンティックで洗練された音色が、秋の丸の内に心地よく響き渡る。
>>Toninho Horta(MySpace)>>Jack Lee(Official Site)DISCOGRAPHY
Jack Lee with Toninho Horta
『From Belo to Seoul』
(Truspace Records)
10.9.satはモーション・ブルー・ヨコハマにて公演>>モーション・ブルー・ヨコハマ オフィシャルサイト