1970年代に一世を風靡したフィリー・ソウルを代表する女性ヴォーカル・トリオ、スリー・ディグリーズ。''63年にペンシルヴァニア州フィラデルフィアで結成。''73年にギャンブル&ハフが主宰するフィラデルフィア・インターナショナル・レコーズと契約。同レーベル初の女性グループとして「荒野のならず者(Dirty Ol''Man)」で登場し、コーラスを担当した「ソウル・トレインのテーマ(TSOP)」で注目を集めた。''74年には「天使のささやき(When Will I See You Again)」が全米ポップ・チャート2位を記録。華やかなフィリー・サウンドに乗るセクシーで可憐な歌声は米国のみならず世界各国で人気を呼び、日本の東京音楽祭でも金賞を受賞した。その後、「にがい涙」「ミッドナイト・トレイン」といった日本制作のナンバーも披露。''70年代後半にはアリオラに移籍してジョルジオ・モロダーと組み、以降も黄金期のメンバーであるヴァレリー・ホリデイを中心にツアーやレコーディング活動を続けている。往年のディーバたちが繰り広げる、ダンサブルでヒット曲満載のゴージャスなステージが期待される。
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