竹村一哲カルテット

アルバム『村雨』がロングセラー中。ジャズ・ドラマー、竹村一哲がリーダーを務めるカルテットが今年も夏のコットンクラブに登場する。2005年、中学卒業と同時にプロ活動を開始。翌年、石田幹雄トリオで出場した「横濱 JAZZ PROMENADE 2006」のジャズ・コンペティションで、グランプリと市民賞をダブル受賞。2010年に渡辺貞夫のツアーに初参加し、現在もレギュラー・メンバーとして活動するほか、峰厚介、板橋文夫、藤井郷子ら錚々たるミュージシャンとも活動している。竹村一哲カルテットは同世代の魚返明未(p)、井上銘(g)、三嶋大輝(b)と共に2019年に結成され、不動の顔ぶれのまま、この4人ならではのスリリングな音作りを育んできた。さらに進化したカルテット・サウンドを通じて、現在進行形ジャズの魅力を体感したい。