HALIE LOREN "My Jazzy Valentine" - ヘイリー・ロレン

『青い影』が"ベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバム"に選ばれ、この秋発表した新作『アフター・ダーク』とクリスマス・アルバムも話題のシンガー・ソングライター、ヘイリー・ロレンが今回コットンクラブに初めて登場する。アラスカ・シトカ島生まれ。幼年期から10代初めまで同年代の少女がポップ・ミュージックに傾倒するなか、エッタ・ジョーンズ、ナット・キング・コール、カントリー歌手のパッツィー・クラインらの音楽に親しみ、ダイアナ・クラールにも夢中に。13歳の頃アラスカからオレゴンに移住、ポップ・ミュージックも積極的に聴くようになりサラ・マクラクラン、アニー・レノックスから大きな影響を受けたことがジャズとポップス、新しいものと古いもの両方の魅力を併せ持つヘレンならではのスタイルの礎となった。15歳で早くもプロとして歌い始める一方、ソングライターとしての才能も発揮し様々な作曲賞を受賞。2006年にはデビュー・アルバムを、続いて’08年には『青い影』を発表して話題を呼び、’10年秋に発表した『アフター・ダーク』ではその才能がさらに開花。ジョニ・ミッチェル、スティーヴィー・ワンダーらのカヴァー曲とオリジナル・ナンバーを交え、ラテンのリズムやシャンソンからポップスまで、スモーキーで個性的な歌声の魅力を最大限に引き出す選曲とサウンドで多くのリスナーを魅了したヘイリー。そんな彼女がコットンクラブでどんなステージを披露してくれることだろう。