COTTON CLUB
Live Report
2007年1月30日  
Sheena Easton

シーナ・イーストンの東京公演最終日、2回目のライブはまさに80年代のヒット曲が次々出てくる夢のようなひとときでした。全米チャートをにぎわせ日本でも焼酎のコマーシャルに使われた「ストラット」、全米2位の大復活作になった「ラヴァー・イン・ミー」など冒頭ではアップテンポの曲が続きました。出色はやはりバラードでの力強さで、実話に基づく曲として紹介された「哀しみ色に染めて」や007のテーマ曲「ユア・アイズ・オンリー」、「愛・ひととき」など、いい曲をたくさん持っているなあと感じさせる歌いっぷりでした。

ユニークだったのは?シュガー・ウォールズ」にプリンスとの「ユー・ガット・ザ・ルック」を混ぜた展開にちらりとシーラ・Eの「グラマラス・ライフ」を取り入れていたことです。まさにあの80年代を振り返るのにふさわしい、個性的な展開でしたし、シーラ・Eを入れるあたりはユーモアを感じましたね。カバー曲の中から「オン・マイ・オウン」をやったのも80年代、という時代を思い起こさせるのにいい構成でした。

会場を熱くさせたのは「モーニング・トレイン」。そして代表曲「モダンガール」です。そしてユア・アイズ・オンリーの演奏に乗ってお別れ・・・あっという間の時間でしたが長いキャリアと自信、余裕を感じるステージでした。もっと聞いていたい・・・そんな余韻がありました。この時代の曲はキャッチーなものが多く、シーナを知らない人も楽しめたようです。今後も素敵な歌を聞かせて欲しい、と思います。


30代 男性 神奈川県
a writer さん

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