初日の1stステージ。SEAT Cの端っこで待っていると、やや硬い表情のメンバーが目の前をゾロゾロと！！演奏前から勝手に盛り上がってしまいました。
おなじみHOT SAMBAからスタートし、「CDの曲を演りますよ」と言ってるそばから思いがけずImpressionsも聴けて感激！スタンダードを普通に演ってもルパンティック。この一曲だけでも今日来た価値があったというものです。
大野氏はノリで楽譜が吹っ飛ぶほどのパワフルさ！センスあふれるやんちゃなギタリングで盛り上げる和泉氏。全てを飲み込む江藤氏の繊細な爆裂ドラムは今夜のMVP？堅実でいてスリリングな俵山氏のベースは神の領域。テナー鈴木氏は冷静に流れを制御しつつ、狂気すら感じさせるソプラノでTORNADOを加速させます。途中アクシデントに見舞われた松島氏は、大恐縮（笑）しつつもダイナミックなラッパでうねりを巻き起こし、デリケートなミュートで別世界を見せてくれました。
初めてのCOTTON CLUBは、フロアのどこかでルパンがグラスを傾けていそうな雰囲気。ジャズを聴かない夫も「ルパンなら行きたい」と言ってくれたので夫婦でお邪魔しました。休日の早い時間なのも助かりました。もし10周年ライブもここでやるなら、成人する息子と三人で来たいね、と話しながら帰りました。