実に14年ぶりとなった待望のOleta Adamsのステージ。
かつて90年代にコンサートホールの片隅から拍手を送った彼女のライヴを、新世紀にコットンクラブという洒落た空間を得て至近距離から体験できたのは感慨深いものがありました(関係者に感謝)。
登場したOletaはアメリカ版綾戸智絵といった風貌でピアノの前に座りましたが、ドラムス、ギター、ベース、キーボードというシンプルなサポートメンバーと共に1時間15分の幻想的なパフォーマンスで魅了してくれました。
ポップス、R&B、ゴスペル、ジャズなどさまざまなジャンルの曲を取り上げていましたが、そのどれをとっても彼女ならではのエコーがかった豊かなヴォーカルと巧みなアレンジで一級の仕上がりになっていました。
特に“Get Here”、 “New York State Of Mind”、”Don’t Explain”などカヴァー曲におけるヴォーカルは絶品でした。
できればもう一度、今度はクリスマス・シーズンに聴いてみたいアーチストでした。
40代 男性 東京都 Soul Searchin' さん
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