コン・ファンク・シャンのライブは歌・演奏のうまさもさることながら、振り付けあり、また、そこかしこにメンバーの人間性も垣間見られ、とにかくゴキゲンなステージだ。
体験すると心底ハッピーになれる。
これはレコードやＣＤでは絶対にわからない。
一度観たら、一生ファンをやめられなくなる。

今回全8公演中、7公演に足を運んだ。
コン・ファンク・シャンと比較されるグループにアース・ウィンド＆ファイアーがあるが、88年の来日の際、連続6公演行ったことがある。
さすがに二度目には飽きた・・・
ところがところが、コン・ファンク・シャンは7回連続でも全く飽きなかった。
もっと観たいと思った。
それほどワクワクする、一体となれる楽しいステージなのだ。

2回、3回、4回と複数回通ったお客さんが中心となった最終日の2nd Showは、クーパーさんの血管がブチ切れるのではないかと心配になるほどリキの入ったコンサートだった。観客も燃え上がった。あの赤のステージ衣装のように???
来日公演は、87年以来全て観ているが、今回の最終公演ほどエキサイトしたステージはないだろう。ムゲン以上だったと思う。
倍額払っても足りないくらいの長さと密度だった。

再結成以降、スタイルは大きく変わっていないが、
各曲、ドラムのおかずや、キーボードに新たなフレーズを加えたり、またベースをフィーチャーしたメドレーのラインナップも昨年とは違っていた。
また結成35周年記念ということで、お蔵にしていた"Candy","So Easy"なども16小節くらい演ってくれた。

ゴージャスな内装、気配りの行き届いたスタッフが勢揃いの貴店において、ぜひ、また短いインターバルで、コン・ファンク・シャンのステージを実現させて下さい。