マーク・マーフィーのコンサート。今回のはすごく渋かった。ことさらに?古いRiversideのアルバムからの選曲。あれは良かった。二年前のコンサートもここで聴いたのだが?今回はよりワイルドだったと思う。やはりジャズはこうでなくちゃいかん。自由に開かれた形式と?アルコールの匂いを立てるリズム。血の中に巡るリズム。ジャズだ。ピアニストの青年の演奏がよかった。独特な匂いが立ち込めていた。あの様子ではもしかすると大物になるのではないのか。それにしても、マークマーフィー。あのスキャット?あのコード進行。あの器楽的な歌唱?あの人肌の寂しさを含む歌唱。全てが深く心を打った。またコンサートで彼の声を聴きたいものだ。
20代 男性 大阪府 めめくらげ さん
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