この日を待ちわびた、椎名純平と小沼ようすけのデュオ。始まりからすぐに、心地よいグルーウ゛の波にさらわれていく。Beautiful Day の始まり、始まり。
陰影に富んだメロディアスな椎名氏の歌声と、何か懐かしい潮の香りのする、細かな砂の粒子のざらつきを感じさせる繊細な小沼氏のサウンドとが、まるであたかも、光と風と波とが優しくたわむれあっているかのように、はっきりと感じられた。
中盤のメドレ−では、スティービー・ワンダーの骨太なサウンドを縦糸に、小沼氏のBeautiful Day の世界が横糸となって気持ちよくからみあい、思わずため息。
まさにこの日は、私にとって、Beautiful Day 、Beautiful Night となった。
30代 女性 千葉県
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