連れ添って２０年余りになる家内を伴い、Yvonne Ellimanの公演に行きました。家内への感謝ということでスペシャルディナーコースを付けました。まずは、アミューズと前菜に舌鼓、鮪のたたきに続き、メインのステーキでお腹がほぼ満足したところで公演が始まり、飲み物を追加してデザートをつまみながら公演を楽しみました。

ボーカル・Yvonneの伸びやかな歌声は、まさにハワイの自然や心地よい風を思い起こさせるものでした。時にお茶目にサタデー?ナイト?フィーバーのジェスチャー等をしながらの愉快なおしゃべりを挟み、ゆったりとした雰囲気でクラプトンの曲など次々に歌い上げ、家内も時々うっとりとした表情になって聴き入っていました。

ギター・Allen Alexanderのちょっと飄々とした演奏や小気味良いパーカッション、
エレキギター・John Leblancがアイ・コンタクトの時にみせる本当にいい笑顔、
ベース・Bill Griffinが後半は小さなマンドリンもきれいな音で演奏する意外性、
キーボード・Reginald Padillaの見事な伴奏としばしばサックスでも聴衆を魅了と、
みな見せ場をつくりつつ、器用にボーカル・Yvonneを引き立てていました。

長めのアンコール演奏が終了し帰ろうとしたところ、通路にYvonneとAllenが見送りに出てきてくれていました。
楽しい演奏への感謝の言葉を伝え、両手で握手をして会場を後にしました。
家内ともども五感全部が満足した一夜でした。