ゴールデン・ウィーク合間の平日。17時開演の1stステージは、客席にだいぶ余裕が
ある。実に贅沢だ。
お馴染みのバンド・メンバーとステージに上がったRichard Elliotは、最初から
Funky度全開。自身のアルバム、Rock SteadyとIn The Zoneのナンバーを中心に、し
かしCDとは違ったライブ・アレンジを聴かせてくれる。
いつも聴いているあの曲が、こんなにもメロディアスで、躍動的だったなんて。今
回、あらためて、曲本来の素晴らしさを認識した。
Smooth Jazzは、いわゆるBGMとしての要素から、耳当たりよくまとめられることが多
い。しかし、もちろんライブではそんなハズもなく、ブロウ、ブロウ、ブロウ。
いい意味で裏切られた。最高に楽しい。
プレイ以外でもRichardは、客席をケータイで撮影(facebook用とのこと)したり、
ステージを下りて客席を回ったり、と、会場を盛り上げるサービスを惜しまない。
そして最後の曲は、Keep On Truckin'。EWIとVocoderの斬新さには驚いたが、イマド
キな音はスゴくCool。締めにピッタリだ。
アンコールのChicago Bluesの余韻に浸りながら、今一度、音の楽しさを想う。
30代 男性 神奈川県 匿名
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