エリックのワンマンライヴは一昨年９月の来日公演に続き２回目なのですが（それ以
前に、ゲストとして、よそで２回ほど観ています）、去年は来てくれなかったので、
今回のライヴをものすごく楽しみにしていました。

あいかわらず、瑞々しくてエネルギッシュなサックスプレイ（友人たちと「アスリー
トみたいだよね」と言っています）、爽やかで優しいナイスガイ（一部の友人たちと
「あんな息子がほしいよね」と言っています（笑））、本当、エリックに会えてよ
かったです。

今回はヒット曲オンパレードって感じで、アリシア・キーズのカヴァー"If I
ain't got you"の時は、今回も、客席に降りてサックスを吹きながら歩いてくれたの
ですが、サックス吹きながら、お客さんとハイタッチ、ってすごくないですか？
ちゃんと目を合わせてくれるところにも、すごく誠実さとサービス心を感じました。

今回のゲストはキーボードに Nat Adderley, Jr.さん、（この方、Cannonball
Adderleyの甥っ子さんなんですね）お父さんが作られた"Work song"（って超スタン
ダードナンバーじゃないですか）も聴かせていただけて幸せでした。ふつうのおじさ
んっぽい方なのに（失礼）、レジェンドなんですねー。いやはやありがとうございま
す。

Xxavier Chisholmのグルーヴィーなベース、Marcus Thomasのタイトなドラムも息が
ぴったりで、最高なバンドですね！（個人的にはXxavierのデコ盛りベースとキラキ
ラストラップがすごく好きなんですけど。エリックのストラップもキラキラでお揃い
ですね（笑））

と、思い出しながら書いていて、そういえばヴォーカルがいなかったではありません
か。ヴォーカルがいるような錯覚に陥らせる、まさに「歌うサックス」！！

来年もエリック呼んでくださいね！！

ところで、今回、コットンクラブのスタッフのサービスの良さをしみじみと感じさせ
ていただきました。ありがとうございました。