Cotton Club、7周年おめでとうございます♪
オープン当初、Cab Calloway III、Ben E. Kingと続けて訪れた頃が懐かしくもあ
り、また当時、麻生太郎氏から開店祝いのお花が届いていたことを思い出す。
あれから7年。この日は待ちに待ったWill Leeさんのステージである。
席へ通されるやホールスタッフからWill Lee名義の新作アルバム用フライヤーが渡さ
れた。
新譜リリースに先駆けてのライヴであることは掌握していたが、リリースが来夏とは
ちょっと日が開き過ぎではないだろうか。そんなことを思いつつBox席へ目をやれば
何処かで見たことのある顔。
「Chuck Raineyさん、かな?」と思いながらも深い詮索はせずにいた。
場内アナウンスの声によって会場内のざわめきが静まる。それも束の間、メンバーが
登場するや大きな拍手と歓声でステージに迎えられる。
「コンバンワァ〜!!」Willさんのテンションが異常に高い。これまで何回、何十回\nと来日しているだけあって日本語も流暢だ。覚えたての日本語とは違う。
曲の合い間で客席にChuck Raineyさんが来ていることを告げるWillさん。それに応え
るChuckさん。(やはり、Chuck Raineyさんだった。。。)
Steve Gaddさんは終始落ち着いたドラミングをしている感があったけれどドラム・ソ\nロでは迫力あるパフォーマンスを見せつけ、客席もヒートアップする。曲の途中で
Chuck Loebさんのギターの音が鳴らなくなるトラブルが生じるも他メンバー誰ひとり
として動じずに演奏は続き、Willさんのパフォーマンスも手伝って何事も無かったか
のように曲が終わる。客席に向かって「ダイジョブデスカ?」と呼びかけて笑いをと
るWillさん。
なんと表現したらいいのだろう。玩具箱をひっくり返したような、とでもいえばいい
のか客席もかなり盛り上がってきているのが分かる。その盛り上がりが最高潮に達す
るようなことが次に待っていた。WillさんとChuckさんが演奏中、ステージ両サイド
から共にフロアへ降りて客席を縦横無尽に廻ったりテーブル上で弾きあったり、「こ
こまでやるか!」と度肝を抜かれたパフォーマンスを見せてくれました。
楽しませ方を心得ているWillさんのステージ、大いに盛り上がりましたが、来夏に是
非また来日を果たして新譜リリースパーティーのステージを期待したいと思います。
今宵、最高の素晴らしいショウでした。本当にありがとう!
40代 男性 神奈川県 高樹 巡
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