ジャマイカ出身のピアニストがJAZZを弾く?! これはもしかしたらおもしろい
ことになるかも、ということで、友人を誘ってCOTTON CLUBヘ。MONTYおじいちゃんの
音楽活動50周年の貫禄とその精力的なステージに、ただただ圧倒されるライヴでし
た。
まず驚くのがステージ中央のグランドピアノ! なぜ真ん中に? 左側にはドラムと
アコースティック・ベース、右側がエレクトリック・ベース、ドラムス、ギター&
パーカッション、キーボード。つまり、JAZZの要素とレゲエの要素が彼を挟んで
右と左にいるのです(それぞれファッションも違うのが面白い)。
よくこれで音楽が成り立つナァ、と思ってみていたら、いきなりとってもJAZZY
な曲がスタート、うっとり浸っていると突然レゲエに変わってしまい、これもいいい
ナァと聞き惚れているとまたJAZZに戻ったり。何とも油断できません。
また曲の合間にふっと聴きなれたスタンダードナンバーが組み込まれていたり。ニ
ヤッとさせられて、拍手せざるを得ない。うーん、すっかりやられました!
今回のメンバーは豊かな音楽のバックグラウンドを持っており、JAZZもレゲエも
クラシックもPOPSも愛している、彼らにとって音楽の垣根は無意味なものだと痛
感。
そしてそのノージャンルな音楽に乗り遅れない当日の聴衆にもまた、豊富な音楽経験
を垣間見た気がしました。
30代 女性 東京都 cocomama
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