エリックには、ビッグ・ファット・バンドの来日公演で2回くらいお会いしているし、ブライアン・カルバートソンやジェフ・ローバー・フュージョン等の動画でお姿をよく拝見しているので、すっかり「おなじみさん」だったのですが、自身のバンドを率いての来日公演は今回が初めてだったのですね。まずは彼のワンマンライヴを実現してくださったコットンクラブさんにお礼を言いたいです。

最終日セカンドの客席は満員で、スツール席が出ているほどでしたが、お客さんは老若男女入り混じり、という感じで、来日時には、学生さんのビッグバンド向けのクリニックを開いたりしているおかげかな？って思ってしまいました。（実際、サイン会の最後まで残っていたのは、私たち中高年世代(苦笑）と、大学のジャズ研究会とおぼしき若者たちだったので、世代を超えて愛されているエリックに万歳！と思いました）

今回は、なんとなく、バラード路線でしっとりとしたライヴをやってくれるのかな？と思っていたら、ものすごく疾走感あふれるライヴで、あっという間に魂を持って行かれてしまいました！！　バンドメンバーも最高！！　友人の言葉を借りれば、全員が「キレキレの」演奏をしてましたね。

エリックとオーディエンス、エリックとバンドメンバーとの、コール＆レスポンスもすごく楽しくて（一番上手だったドラムスのサニーへの賞品が"NO TIME"ガムって面白すぎです?）、満足度200％のライヴでありました。エリックのエンターテイナーぶりは、デイヴ・コズさんをちょっと思い出させましたが、上手く言えませんが、エリックの方がコズさんよりジャズ寄りな感じがしました。

サイン会で、エリックに「"Just around the corner"が聴きたかったです」って言ったら、「ホント？じゃあ今度ね！」って言ってくださったので、ぜひまたよろしくお願いいたします。

余談ですが、いつもオーダーする「ソムリエのオススメビール」、今回は「湘南ゴールド」というとても珍しいものだそうで、みかんの皮の苦みとホップの苦みがマッチして、とても美味しかったです。

（以下、レポではないですが）

オリジナルTシャツを息子へのおみやげに買ったのですが、「USサイズで、さらにゆったりめ」と言われたので日本のサイズのワンサイズ下にしてみたら、ピタピタで、丈も短かめだったので、結局自分が着ることになってしまいました＾＾；