COTTON CLUB
Live Report
2014年7月13日  
Paul Brown

待望の初来日公演。

90年代に、Boney Jamesをはじめとした、
彼のプロデュース作品で、スムースジャズの魅力を知った。

だから、今回はいったいどんな音が聞けるのか、
とても楽しみにしていた。

すると、意外にストレートなバンドサウンドに驚く。

Paul Brownと、Michael Pauloのフロント2人を支えるのは、
Marco BasciのエレピとHAMMOND。
飾りのない、シンプルな音作り。

リズム隊の2人は、少しばかり効かせ過ぎの低音が印象的。
SUBKICKが拾う、バスドラの音が体に響く。

ところが、これが今回の肝となる。

そう、Funky!体が動き出す音楽。

Paul Brownと言えば、心地良いメロディと、
それを奏でる、流れるように美しいギタープレイ。

すっかり、そんな頭になっていた。
しかし、それを覆すダンサンブルなステージ。

選曲は、彼のアルバムナンバーを中心に、新旧を織り混ぜての展開。
もちろんオリジナルのポップさは残しつつ、
どちらかと言うと、Michael Pauloがぐいぐいと盛り上げる。

特にエンディング。24/7と、Ain't No Stoppin' Us Nowは、
観客をスタンディングにしての、ダンス!ダンス!!
本人たちも客席に降りての、熱いプレイ。

Michael Pauloなんて、テーブルに乗っちゃたりして、
盛り上がりすぎ。

でも個人的には、Boney JamesとRick Braunでお馴染みの、
名曲Grazin In The Grassが心に残る、最高の一夜だった。

 男性 神奈川県 
KETAO
ライブ・リポートをお送り頂き誠にありがとうございました。
COTTON CLUBオリジナルグッズをお送りいたします。

皆様のライブリポートを大募集

© COTTON CLUB JAPAN, INC. All rights reserved.