3月10日、Eldar Djangirov Trio 、まず、キルギスって聞いたことあるけど、どこにある国だっけ？　から興味を持ち、COTTON CLUB のホームページから辿って、YouTubeで、演奏の画像を見ました。
「ジャズ・ファン、クラシック・ファン、そしてピアノ・ミュージックを愛するすべてのファンにお勧めしたい一夜」との紹介がぴったりでした。
3月は私の誕生月で、昨年夏にコットンクラブで知り合い、連絡を取り合うようになった友人と2人で伺いました。
開場と同時に入店し、ピアノに近い前列の席に着きました。
今まで、ピアニストがマスターのグループでは、Harold Mabern、Bill Charlap のショーを楽しみましたが、開演ギリギリまでピアノの調律をしていたので、今回はちょっと違う雰囲気を感じていました。
Elderは大柄でもなく手を見ても特に大きくなく、指も特別長いとは思えませんでした。
それが鍵盤の上を這うように、時には強く叩き、時には弾むような指先の動きに驚きました。
目はピアノのEldarの指先に釘づけでしたが、右側からはリズムを刻むドラム、中央からはお腹に響くベース、一体になって入ってきました。
ピアノソロは、思わず背筋を伸ばして、緊張して聴き入りました。
ジャンルがジャズとかクラシックとか・・・関係ないですね。
とても濃密な時間を過ごすことが出来ました。
色々なタイプのアーチストを招いて楽しませてくれるCOTTON CLUBさんは、私のオアシスです。遠く九州や関西からも駆けつけるファンもいらっしゃるのに、クラブから電車で1時間弱の所に住んでいる私は本当に恵まれています。