5月24日、ハンガリーの歌手サローキ・アギさんのライブを2ステージとも鑑賞しました。初来日で以前からアルバムを持っていたこともあり、本当に期待していたショーでした。彼女の音楽は、ハンガリーのフォーク、いわゆるジプシー風の歌曲、ジャズ、そしてボサノバのテイストも加えた、多彩な楽曲から構成されていました。どの曲も彼女の魅力的な歌声とともに、2ホーン＋ギター＋リズムセクションの編曲の妙も相まって、本当に楽しく、清々しさを覚える曲ばかりでした。さらには、日本の「さくら・さくら」を日本語で歌っていただき、日本人ながらこの曲の美しさに改めて気づかされました。1stステージでは白いドレスを、そして2ndステージでは、真っ赤なドレスで登場し、とってもチャーミングな女性でした。日本の国旗をイメージしたのかも。さらには、演奏者も東欧のミュージシャンらしく、皆テクニシャンで、殊にギタリストの表情豊かなソロに感激しました。近い将来の再来日を期待せずにはいられません。