4月18日の1stショー、初来日というBenny Lackner Trio の公演、友人の誕生月で一緒に楽しむことが出来ました。
ゆっくりとClubの贅沢な空間に浸り、3人が登場した時、礼儀正しく洗練された印象を受けました。
Bennyのピアノはクリアで美しく、力強くも優しいタッチで、称賛されているのもうなずけます。
中央からはJerome のベースが響き、ピアノとドラムが両サイドから心地良く入って来ました。
ドラムのMatthieuは、最初、ブラシで叩いていましたが、スティックの先でシンバルを擦ったり、手でドラムセットを叩く合間に手拍子を入れたりと、見ていなければ判らない色々な音を楽しませてくれて、気が付けば、耳はピアノに、目はドラムに、お腹にはベース音が伝わって来ていました。
あくまでもピアノを立てながら、なおかつ目立つというMatthieu がとても興味深く、ドラムに釘づけになりましたが、長年組んでいるトリオらしく息もピッタリで、楽しそうに演奏していたのも魅力です。
日本を、そしてCotton Clubを気に入って、また来訪してくれるのを願っています。
女性 東京都 Haru
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