恥ずかしながら、ブラッド・メルドーは名前くらいしか知らず、
ジョシュア・レッドマンの方は名前すら知らなかったのですが、
友だちに誘われて(ディナーと福地シニアソムリエのワインのマリアージュに釣られて(笑))
ライヴに行くことになり、最新アルバムの「Nearness」を買って聴いてみたところ、
なんとも抒情的で素敵なアルバムで、先にブルーノート東京のライヴに行った友人たちが大絶賛していたので、期待MAXで臨みました。
ブルーノートのセットリストを見たら、1stと2ndではリストが全く違っていて、
大好きな"The nearness of you"は2ndの方でしかやらなかったようなので、
コットンクラブで通しで観られないかな??と淡い期待を抱いて出かけたのですが、
1stですでに超満員、通しはおとなしくあきらめました。
開演5分くらい前に会場のBGMがぴったりと止まったので、どうしたことか?と思ったら、
友人曰く、「アーティストだから集中してるんじゃないかな?」と。
そして、ジョシュアとブラッドが登場。
グランドピアノとサックスだけのシンプルなステージは初めてです。
(ピアノだけというのは何度もありますが・・・)
なんだかつい、口をへの字に曲げて、眉間にしわを寄せてピアノを弾いているブラッドのお顔に目が行ってしまったのですが、指先から奏でられる音は、とても綺麗で、時には軽快だったり(かわいらしかったり)して、ちょっとギャップ萌えしてしまいました(笑)
ジョシュアで一番びっくりしたのは、テナーから時々出てくる高音だったかな。
サックスって人によって音が全然違うので、本当におもしろいなあと思います。
あと息継ぎの時に「ヤッ!」とか言ったりして、最前列のお客さんが掛け声出してるのかと思ったら、本人でした(^_^;)
1曲1曲が長くて、アルバムの方も全体像がまだつかめずにいますが、
インプロビゼーション的でもあり、「一期一会」という言葉をしみじみとかみしめてしまったステージでした。
極上のライヴとディナーとワインを、どうもご馳走様でした。
(またプレミアムプランで来られるようにお金貯めないと!(笑))
女性 東京都 chobi
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