いや?今回のステージは凄かった！来日の度に必ずライブへ足を運んでいるが、この日の
セカンドは今までで最高だった。私の大好きな「EL HOMBRE：エルオンブレ」を聴けたこともあるが、パットの指さばきが絶好調で、しかも選曲が素晴しかった！
セット・リストは次の通り。
(1) Lean Years
(2) In Your Own Sweet Way
(3) EL HOMBRE
(4) In A Sentimental Mood
(5) Footprints
(6) announcement and Oleo
(7) Full House

個人的には彼の正確なピッキングが冴えるアップテンポの曲が好きだ。2ndショーではその合間に絶妙に配置されたスローナンバー(2)(4)(5)がそれを引き立てていた。
パット・ビアンキ（org）、カーメン・イントーレ（ds）は2013年の来日以来のレギューラートリオで息もぴったり。出しゃばらず、抑え過ぎずにパットの演奏を見事にバックアップしていた。2日限りの公演とあって会場は満員の盛況。まさに「Full House」のステージに興奮冷めやらぬ一夜を過ごした。4月に新譜を録音し、9月に開催される「東京ジャズ」で再来日の予定もあるようで、今年はパット・マルティーノから目を離せない1年になりそうだ。