1977年ニューヨーク州ロング・アイランド出身。祖母と叔母がプロ歌手など芸能一家に育ったジェーンは高校でクラリネットと音楽理論を学びながら、地元のジャズ・クラブで歌い始める。 17歳でマンハッタンに転居し、ジャズ教育の名門マンハッタン音楽院に入学。 高い歌唱力と類まれな美貌はレコード会社の争奪戦を招き、2000年にメジャー･デビュー。その後、ふたりのトップ・ブラジリアン、セルジオ・メンデス、イヴァン・リンスやベテラン・ジャズ・プレイヤーのロン・カーター、ケニー・バロン、ハーモニカの重鎮トゥーツ・シールマンスとの共演を果たす。そして'13年春、グラミー受賞歴もある巨匠ギル・ゴールドスタインをプロデューサーに迎え、「ジャンルにこだわらず自分の気持ちが伝えられるメッセージ性を重視してオリジナル含め選曲した」という最新アルバム『ハート・オブ・マター』(ユニバーサル・ミュージック)をリリース。結婚、出産を経験したことでテクニックだけではなく、家族や子供への愛などナチュラルな自分の気持ちを大切にしたいという彼女の歌に乗せる“伝えたい想い”を心に刻みたい。