1977年10月、18才で吉田拓郎に認められ「てぃーんず ぶるーす」でデビュー。「キャンディ」「シャドー・ボクサー」と3ヶ月連続でリリースした全曲が同時に数々のチャートでベスト10入り、デビューアルバムはオリコン初の初登場1位を記録するという日本音楽史上初の快挙を成し遂げ一躍スターダムへと駆け上った原田真二。近年ではNPO法人を立ち上げ、環境チャリティ・コンサートを行なうなど自らの音楽性を追求しながらますます活動の幅を広げている彼が、音楽活動35周年を記念し、自身のバンドを率いてコットンクラブに2年ぶりに再登場する。しかも1stステージはソロ演奏で独自の世界に惹きこませる。往年のヒット曲はもちろん、魂に響くハスキー・ヴォイスでファンならずとも唸らされるバンド・サウンドは必聴。周りを思いやる優しさ「大和」の心を、音楽を通じ、世界中に届ける活動を展開している彼の芯の強さを感じることができるだろう。