KENNY GARRETT QUINTET

帝王マイルス・デイヴィスのスピリットを受け継ぐ男。ワン＆オンリーの音色とスピリチュアルなプレイで圧倒的な存在感を放つケニー・ギャレットが、最新アルバム『プッシング・ザ・ワールド・アウェイ』の音楽世界をライヴで繰り広げる。18歳でデューク・エリントン・オーケストラに抜擢され、'86年から'91年にかけてマイルス・バンド最後のサックス奏者として活躍。その後は自身のグループを中心に活動し、ブライアン・ブレイド、クリス・デイヴ等の才人を輩出する一方で、パット・メセニーやチック・コリアとのスペシャル・ユニットでも話題を集めてきた。そんなギャレットが、コットンクラブとブルーノート東京公演で、どんな新境地を聴かせてくれるのか。ジャズの現在と未来を明るく照らし出すステージを心待ちにしたい。