松岡直也 Memorial Live 第4弾 "TREASURE"

ピアニスト、作・編曲家、音楽プロデューサー。1952年プロデビュー、ラテン音楽を根幹にオリジナリティ溢れる独自のサウンドを確立したラテン・フュージョン音楽のパイオニア。1stアルバ厶『ジョイフル・フィート』(1977年)以降、50タイトルを超える多彩なオリジナル・アルバムを発表。(以下敬称略)その中でも『SON』(1980年)とNY録音『見知らぬ街で』(1982年)は、NYラテンの重鎮ティト・プエンテやサルサの立役者レイ・バレット等を迎えた傑作である。加えて土岐英史とのLA録音『Pacific Jam』(1981年)ではバイロン・ミラー、レオン・チャンクラー等を迎えた至高のフュージョン・ユニットでの名盤を作出。松岡直也＆ウィシング『九月の風』(1982年)は日本におけるインストゥルメンタル・ナンバーとして驚異的なセールスを記録。スイスモントルー・ジャズ・フェスティバルに2度の出演（1980、1983年）を果たし、唯一無二の“松岡サウンド”は海外からも高く評価され称賛を浴びる。この貴重なライヴ映像はデジタル・リマスタリングされ2019年と2020年に発売された。また、中森明菜「ミ・アモーレ」(日本レコード大賞、日本作曲家大賞受賞)、 わたせせいぞう「ハートカクテルVol.1, 2」、番組・CMソング等の作・編曲やNHK教育テレビ「ベストサウンドⅣ」の講師を務めるなど幅広い音楽シーンで功績を残した。