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スペシャルムービー近日公開

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SADAO WATANABE ORCHESTRA

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世界を舞台に活躍中の渡辺貞夫が
凄腕のジャズメンと共にオーケストラで奏でるプレミアムライブ
“渡辺貞夫オーケストラ”は、音楽の温かさを伝えてきた点で、2014年のベスト・コンサートだった。場所はオーチャードホール。貞夫さん恒例の“クリスマス・ギフト”として、17年前の同企画のメンバーを中心に日本を代表するミュージシャンが結集し、サダオ・メロディをビッグバンドで届けてくれた。ソロもたっぷり聴かれ、ファンには願ったり、叶ったりの演奏会になった。

その模様は、『アイム・ウィズ・ユー』として2015年にCDリリースされたが、この作品が高く評価されたのは言うまでもない。そこには、いい曲と、いい演奏と、温かい聴衆が出会った時だけに生まれるマジカルな音楽空間が息づいていたからだ。演奏から聴こえくる人生賛歌、希望は、聴くたびに筆者の心を温かくする。

アルバムのリリースを受けて、貞夫さんが語った。
「今回は、ちょうど脂がのった40~50歳台のミュージシャンたちと再び共演できました。そして、共有できた音楽と時間を、彼らが喜んでくれた。それが、とても嬉しかったのです。また、ぼくたちが楽しんでいる演奏を、聴衆の皆さんも大いに喜んでくださった。こんなに嬉しいことはありませんでした」

できればライヴで、もう一度“渡辺貞夫オーケストラ”を観たい。筆者ばかりでなく、公演やアルバムを聴いた人すべてが、強く思ったはずだ。リスナーばかりではない。参加したミュージシャンも「もう一度、貞夫さんの背中を見ながら、貞夫さんの楽曲を演奏したい。特別に素晴らしい時間だったから」と言っていた。
そんな皆の夢が、願った以上の形で叶うことになった。丸の内『COTTON CLUB』で再演されるのだ。リズム隊には、2014年の公演に参加し、アレンジも2曲手がけたラッセル・フェランテ(p) のほか、エドウィン・リヴィングストン(b)、ウィリアム・ケネディ(ds)があたる。

言うまでもなく、クラブ・ライヴは、音楽家と聴衆の距離感が近い。豪華だけれど、親密さのある空間が、貞夫さんとお客様との間に、より密接な関係を育むことはまちがいない。来場者には、通常の音楽鑑賞とは異なる時間が約束されるだろう。

貞夫さんのオリジナル曲には、あらゆる形で感情を揺さぶられるものが多い。たとえば代表曲である<マイ・ディア・ライフ>は、コンサート(やCD)で演奏されると、どうしても涙腺がゆるんでしまう。ちょっと哀愁を帯びた美しいメロディをアルト・サキソフォンが優しく歌うとき、聴く人の心の扉が静かに開かれる。その音は、まさに彼自身の声だ。

「テーマが聴こえてきた時、不覚にも涙してしまった」
と、クリスマス夜の終演後、多くのメンバーが話してくれた。
前方にいる聴衆と、後ろにいるバンド・メンバー、その双方を感動させる人はなかなかいないと思うが、貞夫さんはそういう稀有な音楽家なのだ。
『COTTON CLUB』では、会場がより一つになって、感動に包まれることだろう。

(音楽評論家 / 中川ヨウ)

TITLE

BMW presents
SADAO WATANABE ORCHESTRA

DATE & SHOWTIMES

2015. 9.11.fri - 9.13.sun
■9.11.fri
open 6:00pm / start 7:30pm

■9.12.sat & 9.13.sun
open 5:30pm / start 7:00pm

※1日1showとなります。

MEMBER

渡辺貞夫 (as,conductor)

[Rhythm Section]
ラッセル・フェランテ (p)
エドウィン・リヴィングストン (b)
ウィリアム・ケネディ (ds)

[Sax Section]
吉田治 (1st as)
小池修 (2nd ts)
近藤和彦 (3rd as)
今尾敏道 (4th ts)
山本拓夫 (5th bs)

[Trombone Section]
村田陽一 (1st tb)
辻冬樹 (2nd tb)
奥村晃 (3rd tb)
山城純子 (4th b-tb)

[Trumpet Section]
西村浩二 (1st tp)
佐久間勲 (2nd tp)
菅坡雅彦 (3rd tp)
岡崎好朗 (4th tp)
[予約受付開始日] 2015/7/1(水)

CHARGE/料金

  • [自由席] テーブル席 : ¥14,800
  • [指定席]
    BOX A (4名席) : ¥16,900
    BOX B (2名席) : ¥16,400
    BOX S (2名席) : ¥16,400
    SEAT C (2名席) : ¥15,900

※ BOX B席のみ相席の場合あり

<INFORMATION/お知らせ>

★全席食事付(スペシャル・ディナーコース)/ウェルカムドリンク付(税込)

【スペシャル・ディナーコース】アミューズ・前菜・メイン(肉料理)・デザート

※アレルギーなど召し上がれない食材がございましたら、
ご予約時にお知らせください。
※自由席はテーブル席(アリーナ、サイド)内で、ご来店順にご案内いたします。
※指定席はボックス(表示人数)単位でのご予約となります。
BOX B は4名様までお座りいただけます。
※開演60分前までのご来場をお勧めいたします。

DISCOGRAPHY/ディスコグラフィ

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渡辺貞夫
『アイム・ウィズ・ユー』
(ビクターエンタテインメント)

メンバープロフィール

1933年宇都宮生れ。18歳で上京後、秋吉敏子のコージー・カルテットをはじめ数々のバンドに参加。バークリー音楽大学への留学等を経て、日本を代表するトップミュージシャンとして、ジャズの枠に留まらない独自のスタイルで世界を舞台に活躍。2005年“愛知万博”では世界中から集まった子供達400人と、国境や文化を越えた歌とリズムの共演という長年の夢を実現させ、それらの活動は海外へ広がる。近年は国立音楽大学の招聘教授として次世代の育成に力を注いでいる。2014年12月、17年ぶりに結成したビッグバンド「渡辺貞夫オーケストラ」を率いて国内6都市で公演。そのダイナミックなサウンドに聴衆は圧倒され、各地で好評を博す。そのライブ盤CD「I’M WITH YOU」を本年4月にリリース。国内のみならず、海外に於いても精力的に演奏活動を行う生涯現役プレイヤーのその姿は、世界中の老若男女に勇気と感動を与えている。

1952年カリフォルニア州生れ。9歳からピアノを始め、15歳の頃にはポップス、ジャズ音楽に興味を持ち始める。1973年からプロとして数々の経験を経た後、1981年「Yellowjakets」として本格的に始動し、アルバムは86年、89年にグラミー賞を受賞。現在も同グループのリーダー格として活動する一方、多くのミュージシャンに楽曲・編曲を提供する等幅広く活躍している。渡辺貞夫とはアルバム、ステージでの共演も多く、昨年末の「渡辺貞夫オーケストラ」公演にも参加。

1970年テキサス州生れ。子供の頃は聖歌隊に属し、青年期にはシンフォニックバンドや高等学校のオーケストラでサックスを担当。その後ウィチタ交響楽団のDr. Mark Foley等に師事し、本格的にコントラバスを学ぶ。BMを授与以後彼の音楽の新境地が開かれ、様々なジャンルの著名なミュージシャン達とステージ、アルバムで共演。また映画での演奏シーンやTV番組「The Tonight Show」に出演する等多方面で活躍している。昨年末の「渡辺貞夫オーケストラ」公演に引き続き2回目の共演。

1960年生れ。音楽好きな家庭に育ちドラム、パーカッションを始める。10歳の頃には本格的なドラムの個人指導を受け、トニー・ウィリアムスのドラミングに触発され人生観が変わる。カレッジ在学中はBill Bell教授の下で音楽を学び、一緒に演奏活動を始める。1979年アンディ・ナレルのグループに参加。1986年「Yellowjackets」のメンバーとして活躍するが1999年に脱退。チャカ・カーン始め多くのアーティスト達との世界ツアー、映画音楽の録音等新たな音楽活動をスタートさせる。2010年に「Yellowjakets」に復帰し、今や世界のトップドラマーの一人として認められる実力派である。

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