COTTON CLUB
Live Report
2016年6月19日 
Peter White

毎年心待ちにしているPeter Whiteのステージ、今年も充分満喫しました。

初めてこのメンバーで見たのは5年ほど前たまたま予約したのがきっかけでしたが、一たび彼らの演奏を聴いてからすっかり虜になりました。何と言っても音のバランスが素晴らしい。Peterのメロディアスな旋律を軸に、明るく力強いSax、心が溶けてしまいそうなkeyboard、rhythm sectionはどこまでもパワフルで時にファンキー、どれひとつ欠けてもステージとして成り立たないほど息の合った演奏を披露しています。

実は全メンバーかなり長いキャリアの持ち主で、MichaelはKalapanaを経てAl Jarreauなどと共演、GreggはThe Rippingtonsを経てMelissa Manchesterバンドを務めた。NateはPleasure,T.O.P.で活躍、若い時はアグレッシブな演奏を見せていた。Ericはまだ若いが、日々成長して行く様子は自身のFBの投稿でうかがうことが出来ます。ことに彼のパワフルでしなりのあるドラムは、このステージには欠かせません。

ちなみにPeterやGreggの曲は大手スーパーのBGMとして流れており、気付かないうちにかれらの音は耳にしているのです。

錚々たるメンバーのステージ、一回だけではとても勿体なく今回も3ステージ通いました。アコースティック ギターの持つ温かさと多様性を、確かな経歴を持つメンバーが支えていく。こんなに贅沢な時間を過ごせるのは、Peter White ならではです。オフステージでも豊かな人間性を発揮し、来場者1人ひとりと丁寧に接してくれる彼らには、心から感謝したいと思います。

心が爽やかに、しかも温かくなるステージ。これからもPeterと仲間達のライブには、必ず駆けつけます。毎年Peterを呼んでくださるCotton Club スタッフの皆さん、本当にありがとうございます!

 女性 東京都 
saraswati
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